ニコニコ園様 複数の保育園に 「Aruba Instant On 有線&無線LAN」を採用 子供たちの安全・安心や職員の利便性に生かす

ソリューション

・Aruba Instant On AP11
・Aruba Instant On 1930 8G PoE Class 4 2SFP 124W Switch

課題

・業務での Wi-Fi の重要性が増大、ネットワークの信頼性を高めたい
・複数施設で保育事業を提供、行き来する職員の利便性を高めたい
・子供たちの安全、保護者たちの安心感も高めたい

効果

・信頼性の高い Wi-Fi 環境を実現、業務の利用にも安心
・会議などで PC を持ち寄った職員も SSID 切替などの手間は不要に
・リモートで IP カメラの死活監視などを行い、安心感に

 

大阪府高槻市北部、住宅街と田畑、里山が混在する自然豊かな環境の中で、認可保育園「ニコニコ園」を中心に、小規模事業保育園「スズラン保育園」「ナナイロ園」を運営する株式会社ニコニコグループ。地域の保育ニーズ拡大に対応すべく、2020 年 4 月にはニコニコ園を新築移転し規模を拡張、さらに 2023 年 4 月には新たな小規模保育園「キラキラ園」を開園予定だ。

 

園の職員たちは PC やスマートフォン、タブレット端末などを仕事で使っており、近年では Web 会議の頻度も多い。こうしたネットワーク利用のニーズ拡大を背景に、ニコニコ園の新築移転に合わせ新たに Aruba Instant On AP11を採用。全施設で共通の SSID を設定でき、職員が仕事の都合で普段とは別の園を訪れた際にもシームレスに仕事できるようになった。

環境を整備してきた保育園グループ
職員の働きやすさにも配慮

ニコニコグループは、代表取締役の山本友貴氏が自宅で始めた保育業務から、次第に規模を拡大してきた。時代や地域のニーズに合致したことに加え、開発された宅地の間に田畑や里山が入り混じるように残っており、園の周辺は自然に恵まれた環境があるという点が大きな魅力となって、子供たちにも保護者たちにも親しまれている。

 
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株式会社ニコニコグループ
代表取締役
山本友貴氏

 

「この保育園の周辺は自然豊かな場所です。公園も近くにあって、芋掘りなどの体験ができる畑もありますから、子供たちはのびのびと、四季折々を楽しむことができます。通ってくる子供たちは近くの住宅街の子が多いですけど、中には少し離れた場所にお住まいの親御さんが、この環境を気に入って里山の自然に親しんでほしいと、お子さんを通わせてくることもあります」(山本氏)

 

入園希望者の増加に合わせ、ニコニコ園は 2020 年 4月に現在の場所へ新築移転し、定員を増やした。旧ニコニコ園の建物も、改修した上で、新たな小規模保育園「キラキラ園」として 2023 年 4 月に開園予定という。職員は、パート採用も含めて多めに確保しており、こうした定員増加にも余裕を持って対応できているとのことだ。

 

「スタッフさんの人数に余裕を持たせているのは、職員も休みを取りやすいように、という考えでもあります。保育士さんたちが働きやすい環境を作るのも、園の経営では大事なことだと思います」(山本氏)

さまざまな業務で重要性が高まる Wi-Fi 環境
家庭用機器から Aruba Instant On へ切り替え

職員たちの業務には、園児たちに接するだけでなく、日誌作成や事務、会議や研修なども含まれる。PC やタブレット、スマートフォンなどで行う仕事も多い。

 

「子供たちに接する時間とは別に、スタッフにはさまざまな仕事があります。その仕事の中には、Wi-Fiが必須のものも多いのです。例えば、園児たちの日常の様子を保護者に伝えるための日誌には、カメラで撮った写真を PC に取り込んで使うことがよくあります。また、最近では職員会議に Zoom を使うことが増えましたし、市役所との打ち合わせなども同様の傾向です。そのほか、全体的な通知などを LINE で送ったりもします」(山本氏)

 

Wi-Fi の重要性が次第に増す一方、これまで使っていた機材では課題もあった。家庭向けの Wi-Fi 機器だったためやや信頼性に欠け、途切れることもあった。そこでネットワークの構築・運用をしているパートナー企業からの提案を受け、2020 年のニコニコ園移転に向けて Aruba Instant On へ切り替えた。

 

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ニコニコ園の室内。床や天井、壁などに加え机なども木を生かした作りになっている

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ニコニコ園の玄関付近の様子。同じく木製の調度品が多用されている

有線 LAN スイッチも採用し、
Wi-Fi と IP カメラを VLAN で隔離

「実は、技術的なことに詳しくないため、提案してきたパートナー企業のことを信頼しています。私たちの仕事を踏まえての提案ですから、きっと良いものになると判断して採用しました。便利だなと思ったのは、各園で共通のSSID を使っている点です。グループ全体でニコニコ園に集まって会議するときなどは、小規模園の職員たちが PCを持ち寄ることが多いのですが、そういったときにもいちいち設定を変えなくて済みます」と山本氏は語る。

子供たちに接する時間とは別に、スタッフには様々な仕事があり、多くは Wi-Fi が必須です。信頼性の高い有線/無線ネットワークを、園としての安全・安心などに生かして、今後も地域の方々に愛される園であり続けたいと考えています。

山本友貴氏

 

ニコニコグループでは今回、Aruba Instant On の Wi-Fiアクセスポイント(AP)だけでなく、有線 LAN スイッチも採用した。このスイッチは AP だけでなく園内各所に設置された PoE 電源の IP カメラに接続されており、いざというときの状況把握が容易になり子供たちや職員の安全を守ることに役立つ。ポート単位の電源 ON/OFF、死活監視や電源状況の監視など、AP とスイッチの一元管理ができるため運用の負荷も抑えられる。

 

なお、パートナー企業によれば、今後の拡張の可能性も考慮し余裕を持った設計にしているほか、木の風合いを生かした園の雰囲気を壊さぬよう、AP の設置にも配慮しているとのことだ。

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天井に設置された「Aruba Instant On AP11」

職員たちが使えるように
プライベート用ゲスト SSID も提供

ニコニコグループが採用した Aruba Instant On の有線/無線ネットワーク機材は、その後も問題なく安定して稼働し続け、職員たちの業務を支えている。なお、園では職員がプライベートでも利用できるように、ゲストSSID を提供している。

 

「この地でずっと保育園を運営していますから、今後も安定した運営を続けて、地域の方々に愛される園であり続けたいと考えています。スタッフさんたちの負担を軽減して、働きやすいようにという点も、いつも心掛けていることです。そしてもちろん、お預かりしている子供たちの安全、預ける親御さんたちの安心も、常に重視しています。そのために役立ちそうであれば、今後も IT の活用を検討していきます」と山本氏は語る。

 

例えば園児たちに非接触タグなど身に付けさせて行動を見守るなどのソリューションも検討しており、Aruba Instant On で構築した信頼性の高いネットワークは、そういった用途にもうってつけだ。

 

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天井に設置されたIPカメラ。Aruba Instant Onの有線ネットワークにPoE接続されている

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ニコニコ園の2階、子供たちが普段来ない一室に有線LANスイッチを設置。モバイルアプリからでも監視や設定が可能

ユーザー概要

ニコニコグループ_ロゴ

株式会社ニコニコグループ様

 

大阪府高槻市北部地区で、認可保育園「ニコニコ園」を中心に、小規模事業保育園「スズラン保育園」「ナ

ナイロ園」を運営。2023 年 4 月には新たな小規模保育園「キラキラ園」を開園予定。

https://2525genkids.com/min/

大阪府高槻市浦堂本町 60-15

ソリューション

・Aruba Instant On AP11
・Aruba Instant On 1930 8G PoE Class 4 2SFP 124W Switch

 

課題

・業務での Wi-Fi の重要性が増大、ネットワークの信頼性を高めたい
・複数施設で保育事業を提供、行き来する職員の利便性を高めたい
・子供たちの安全、保護者たちの安心感も高めたい

 

 

効果
・信頼性の高い Wi-Fi 環境を実現、業務の利用にも安心
・会議などで PC を持ち寄った職員も SSID 切替などの手間は不要に
・リモートで IP カメラの死活監視などを行い、安心感に

大阪府高槻市北部、住宅街と田畑、里山が混在する自然豊かな環境の中で、認可保育園「ニコニコ園」を中心に、小規模事業保育園「スズラン保育園」「ナナイロ園」を運営する株式会社ニコニコグループ。地域の保育ニーズ拡大に対応すべく、2020 年 4 月にはニコニコ園を新築移転し規模を拡張、さらに 2023 年 4 月には新たな小規模保育園「キラキラ園」を開園予定だ。

園の職員たちは PC やスマートフォン、タブレット端末などを仕事で使っており、近年では Web 会議の頻度も多い。こうしたネットワーク利用のニーズ拡大を背景に、ニコニコ園の新築移転に合わせ新たに Aruba Instant On AP11を採用。全施設で共通の SSID を設定でき、職員が仕事の都合で普段とは別の園を訪れた際にもシームレスに仕事できるようになった。

 

環境を整備してきた保育園グループ
職員の働きやすさにも配慮

ニコニコグループは、代表取締役の山本友貴氏が自宅で始めた保育業務から、次第に規模を拡大してきた。時代や地域のニーズに合致したことに加え、開発された宅地の間に田畑や里山が入り混じるように残っており、園の周辺は自然に恵まれた環境があるという点が大きな魅力となって、子供たちにも保護者たちにも親しまれている。

niconico_group_01株式会社ニコニコグループ
代表取締役
山本友貴氏

「この保育園の周辺は自然豊かな場所です。公園も近くにあって、芋掘りなどの体験ができる畑もありますから、子供たちはのびのびと、四季折々を楽しむことができます。通ってくる子供たちは近くの住宅街の子が多いですけど、中には少し離れた場所にお住まいの親御さんが、この環境を気に入って里山の自然に親しんでほしいと、お子さんを通わせてくることもあります」(山本氏)

入園希望者の増加に合わせ、ニコニコ園は 2020 年 4月に現在の場所へ新築移転し、定員を増やした。旧ニコニコ園の建物も、改修した上で、新たな小規模保育園「キラキラ園」として 2023 年 4 月に開園予定という。職員は、パート採用も含めて多めに確保しており、こうした定員増加にも余裕を持って対応できているとのことだ。

「スタッフさんの人数に余裕を持たせているのは、職員も休みを取りやすいように、という考えでもあります。保育士さんたちが働きやすい環境を作るのも、園の経営では大事なことだと思います」(山本氏)

 

さまざまな業務で重要性が高まる Wi-Fi 環境
家庭用機器から Aruba Instant On へ切り替え

職員たちの業務には、園児たちに接するだけでなく、日誌作成や事務、会議や研修なども含まれる。PC やタブレット、スマートフォンなどで行う仕事も多い。

「子供たちに接する時間とは別に、スタッフにはさまざまな仕事があります。その仕事の中には、Wi-Fiが必須のものも多いのです。例えば、園児たちの日常の様子を保護者に伝えるための日誌には、カメラで撮った写真を PC に取り込んで使うことがよくあります。また、最近では職員会議に Zoom を使うことが増えましたし、市役所との打ち合わせなども同様の傾向です。そのほか、全体的な通知などを LINE で送ったりもします」(山本氏)

Wi-Fi の重要性が次第に増す一方、これまで使っていた機材では課題もあった。家庭向けの Wi-Fi 機器だったためやや信頼性に欠け、途切れることもあった。そこでネットワークの構築・運用をしているパートナー企業からの提案を受け、2020 年のニコニコ園移転に向けて Aruba Instant On へ切り替えた。

niconico_group_02niconico_group_03
ニコニコ園の室内。床や天井、壁などに加え机なども木を生かした作りになっている     ニコニコ園の玄関付近の様子。同じく木製の調度品が多用されている

 

有線 LAN スイッチも採用し、
Wi-Fi と IP カメラを VLAN で隔離

「実は、技術的なことに詳しくないため、提案してきたパートナー企業のことを信頼しています。私たちの仕事を踏まえての提案ですから、きっと良いものになると判断して採用しました。便利だなと思ったのは、各園で共通のSSID を使っている点です。グループ全体でニコニコ園に集まって会議するときなどは、小規模園の職員たちが PCを持ち寄ることが多いのですが、そういったときにもいちいち設定を変えなくて済みます」と山本氏は語る。

子供たちに接する時間とは別に、スタッフには様々な仕事があり、多くは Wi-Fi が必須です。信頼性の高い有線/無線ネットワークを、園としての安全・安心などに生かして、今後も地域の方々に愛される園であり続けたいと考えています。

山本友貴氏

ニコニコグループでは今回、Aruba Instant On の Wi-Fiアクセスポイント(AP)だけでなく、有線 LAN スイッチも採用した。このスイッチは AP だけでなく園内各所に設置された PoE 電源の IP カメラに接続されており、いざというときの状況把握が容易になり子供たちや職員の安全を守ることに役立つ。ポート単位の電源 ON/OFF、死活監視や電源状況の監視など、AP とスイッチの一元管理ができるため運用の負荷も抑えられる。

なお、パートナー企業によれば、今後の拡張の可能性も考慮し余裕を持った設計にしているほか、木の風合いを生かした園の雰囲気を壊さぬよう、AP の設置にも配慮しているとのことだ。

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天井に設置された「Aruba Instant On AP11」

 

職員たちが使えるように
プライベート用ゲスト SSID も提供

ニコニコグループが採用した Aruba Instant On の有線/無線ネットワーク機材は、その後も問題なく安定して稼働し続け、職員たちの業務を支えている。なお、園では職員がプライベートでも利用できるように、ゲストSSID を提供している。

「この地でずっと保育園を運営していますから、今後も安定した運営を続けて、地域の方々に愛される園であり続けたいと考えています。スタッフさんたちの負担を軽減して、働きやすいようにという点も、いつも心掛けていることです。そしてもちろん、お預かりしている子供たちの安全、預ける親御さんたちの安心も、常に重視しています。そのために役立ちそうであれば、今後も IT の活用を検討していきます」と山本氏は語る。

例えば園児たちに非接触タグなど身に付けさせて行動を見守るなどのソリューションも検討しており、Aruba Instant On で構築した信頼性の高いネットワークは、そういった用途にもうってつけだ。

niconico_group_06天井に設置されたIPカメラ。Aruba Instant Onの有線ネットワークにPoE接続されている

niconico_group_07ニコニコ園の2階、子供たちが普段来ない一室に有線LANスイッチを設置。モバイルアプリからでも監視や設定が可能

 

ユーザー概要

ニコニコグループ_ロゴ
株式会社ニコニコグループ様
大阪府高槻市北部地区で、認可保育園「ニコニコ園」を中心に、小規模事業保育園「スズラン保育園」「ナ
ナイロ園」を運営。2023 年 4 月には新たな小規模保育園「キラキラ園」を開園予定。
https://2525genkids.com/min/
大阪府高槻市浦堂本町 60-15

 

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