株式会社アクセア様 信頼性や運用性に優れる Aruba Instant On で コワーキングスペースに必須の Wi-Fi サービス基盤を構築
公開日 : 2024/02/05 最終更新日 : 2024/06/28
ソリューション
・Aruba Instant On AP11
課題
・コワーキングスペースの利用者に安定した Wi-Fi サービスを提供したい
・店舗内の複数フロアなどを移動してもシームレスに使えるWi-Fi にしたい
・全国各地の店舗に展開するアクセスポイントを効率的に管理したい
効果
・安定性や信頼性に優れた Wi-Fi 環境を利用客へ提供
・クラウド経由のリモート監視運用で管理負担を軽減、迅速な対応を可能に
・ Wi-Fi 接続のフィットネスマシン、巡回ロボット、スマートロッカーなどにも活用
株式会社アクセアは、東京・大阪を中心に、北海道から沖縄までの国内主要都市、さらに海外にも店舗を展開し、
デジタルプリントサービスを中心とする「印刷シェアリング事業」を手掛けている。近年ではコワーキングスペースや
貸会議室、フィットネスなどを提供する「スペースシェアリング事業」、両事業のサービス利便性を高めるスマートフォン向けの各種アプリを開発・提供する「アプリ開発事業」も展開している。
こうしたなか同社では、コワーキングスペース等で利用者に提供する店舗内のフリー Wi-Fi サービスのアクセスポイン
トとして、Aruba Instant On を採用。これまで使ってきたアクセスポイントから順次入れ替えを進め、信頼性や管理性
が大幅に向上した。
新業態のコワーキングスペースが働き方改革の波に乗り、急成長
アクセアが、コワーキングスペース「アクセアカフェ」をオープンしたのは、2019 年のことだ。その経緯について、マーケティング部 広報・販売推進課 アシスタントマネージャーの倉内麗久氏は以下のように説明する。
株式会社アクセア
マーケティング部 広報・販売推進課
アシスタントマネージャー
倉内麗久氏
「もともとは、こうしたスペースをデジタルプリントの店舗内に設ければ、印刷出力の待ち時間などに利用してくれるお客様がいらっしゃるのではないか、といった考えから試験的に始めました。ちょうど働き方改革が注目されつつあった頃であり、その後新型コロナウイルス感染対策で多くの企業が従業員のオフィス出勤を減らすなどしたこともあり、ニーズが急増し、多くの店舗をアクセアカフェ併設に切り替えてきました。おかげさまで、ノマドワーカーやフリーランス、個人事業主といった方々から、外回り営業をされている方など、幅広いお客様にご利用いただいています」
もともとアクセアの店舗は駅から近い場所を中心に展開しているため、利便性が高い。また、一般的なコワーキングス
ペースは月々の会費を設定しているケースが多いが、アクセアカフェでは気軽に利用できるよう、月額費用のかからないドロップイン方式も利用でき、クレジット決済のアプリ会員は低価格で利用できるのもメリットとなっている。
Wi-Fi の品質や信頼性、運用性が課題になり、
アクセスポイントの入れ替えを決定
アクセアカフェには、カウンター席やテーブル席、そして個室のテレワークブースやミーティングルームなどが設けら
れ、利用者はそのときどきの業務に応じて使い分けることが可能となっている。フリードリンクや冷凍食品の自動販売機、電子レンジなどもあり、長時間の滞在でも落ち着ける環境だ。そしてもちろん、店内には全席電源完備、フリー Wi-Fi も提供される。
フリー Wi-Fi はアクセアカフェが初期の頃から提供しているサービスだが、店舗数や利用者数が増えるにつれ、課題が顕在化してきた。当初はそのアクセスポイントとして、いくつかのメーカーの製品が使われていたが、いずれも設定や管理は基本的に現地で作業しなければならず、とりわけ不具合などが生じて店舗にいるスタッフが対応できない場合など、管理負担が増大していった。また当時採用していた多くの製品は信頼性が今一つで、しばしば不安定になるなどしたこともあり、これも運営側の負担を押し上げていった。
アクセアの店舗(神保町店)
コワーキングスペース
そこでアクセアでは、信頼性や管理性に優れたアクセスポイントへ切り替えようと考え、ネットワークの構築・運用を担当しているパートナー企業の推薦を踏まえて ArubaInstant On AP11 を選択した。2021 年頃から、主にアクセアカフェの新規オープン時や、既存店の改装時などに合わせて順次入れ替えを進め、遠からず全店舗のアクセスポイントを Aruba Instant On に統一していく計画だ。
オンラインの仕事を途切れさせない安定感で
安心して使える Wi-Fi サービスを提供
アクセアの社員もアクセアカフェを仕事に使うことがあり、倉内氏も利用者としての立場で Aruba Instant On の違いを実感しているとのことだ。
倉内麗久氏
「入れ替えた店舗では、通信品質に大きな違いを感じます。以前のアクセスポイントでは途切れやすいと感じる場面もありましたが、今はほとんどありません。期待していたとおり、何の心配もなく使えます。この安定感は、きっとお客様にも実感いただけているでしょう。そもそも個室のテレワークブースは Web 会議などを想定したものですし、貸会議室などでウェビナーを行うお客様や、動画配信をされる方もおられます。Wi-Fi が不安定では、こういったお仕事に差し支えるたAruba Instant On シリーズのように業務用水準の高い信頼性を備えたアクセスポイントは必須だと感じています」
クラウド管理による優れた管理性で運用面も安心
アクセアでは、店舗のさまざまな箇所でスマート化が進められている。例えばフィットネススタジオ「ACFit- アクフィット」の一部店舗で提供しているセルフフィットネスサービスには、Wi-Fi 接続のマシンを採用。アクフィットやアクセアカフェの一部店舗では、独自開発のロボットによる巡回も行われる。またデジタルプリント事業でも、利用者が仕上がり品を都合の良い時間に受け取れるようスマートロッカーの設置が進められている。24 時間営業の店舗のなかには、夜間にスタッフが常駐しない無人営業を行っているところもあり、そこでは店舗入口にスマートロックを設置、アプリによる認証で出入りできるようにした。
Web会議に便利な個室ブース
店舗内に設置されているAruba Instant On AP11
「こういったスマート化にも、Wi-Fi は欠かすことができません。当社にとって Wi-Fi は業務用インフラにもなっている
のです。信頼性の高い Aruba Instant On を選んで良かったと思いますね」(倉内氏)
サービスの一環であり、かつ業務用インフラでもあるWi-Fi 環境を支える Aruba Instant On AP11 の運用は、選定
にも関わったパートナー企業が担当。クラウド経由のリモート監視・管理のため、オンラインで状況を素早く把握でき、万が一のトラブル時にも迅速な対応が期待できる。とはいえ高い信頼性のおかげで、導入開始から今のところ大きなトラブルはなく、店舗側の配線トラブルなどで一時的に停止したことがあった程度だという。
「当社では、本来かけなくてよい手間は IT の力を使って不要にしよう、といった考え方があります。アプリの活用や店
舗のスマート化もそうですし、インフラの運用も同じです。今後も、顧客サービスやマーケティング活動に IT を活用し
ていきたいと考えています」
Aruba Instant On アクセスポイントの採用のような IT 戦略は、アクセアの事業にとっていっそう欠かせないものになっていきそうだ。
スマートロッカーなどでも、Wi-Fi接続が活用されている
ユーザー概要
スや貸会議室などを提供する「スペースシェアリング事業」、およびそれらの利便性を高める「アプリ開発事業」
を手掛ける。
https://www.accea.co.jp/
東京都千代田区麹町 2-4-11 麹町スクエアプラザ 2F
ソリューション
・Aruba Instant On AP11
課題
・コワーキングスペースの利用者に安定した Wi-Fi サービスを提供したい
・店舗内の複数フロアなどを移動してもシームレスに使えるWi-Fi にしたい
・全国各地の店舗に展開するアクセスポイントを効率的に管理したい
▽
効果
・安定性や信頼性に優れた Wi-Fi 環境を利用客へ提供
・クラウド経由のリモート監視運用で管理負担を軽減、迅速な対応を可能に
・ Wi-Fi 接続のフィットネスマシン、巡回ロボット、スマートロッカーなどにも活用
株式会社アクセアは、東京・大阪を中心に、北海道から沖縄までの国内主要都市、さらに海外にも店舗を展開し、
デジタルプリントサービスを中心とする「印刷シェアリング事業」を手掛けている。近年ではコワーキングスペースや
貸会議室、フィットネスなどを提供する「スペースシェアリング事業」、両事業のサービス利便性を高めるスマートフォン向けの各種アプリを開発・提供する「アプリ開発事業」も展開している。
こうしたなか同社では、コワーキングスペース等で利用者に提供する店舗内のフリー Wi-Fi サービスのアクセスポイン
トとして、Aruba Instant On を採用。これまで使ってきたアクセスポイントから順次入れ替えを進め、信頼性や管理性
が大幅に向上した。
新業態のコワーキングスペースが働き方改革の波に乗り、急成長
アクセアが、コワーキングスペース「アクセアカフェ」をオープンしたのは、2019 年のことだ。その経緯について、マーケティング部 広報・販売推進課 アシスタントマネージャーの倉内麗久氏は以下のように説明する。
株式会社アクセア
マーケティング部 広報・販売推進課
アシスタントマネージャー
倉内麗久氏
「もともとは、こうしたスペースをデジタルプリントの店舗内に設ければ、印刷出力の待ち時間などに利用してくれるお客様がいらっしゃるのではないか、といった考えから試験的に始めました。ちょうど働き方改革が注目されつつあった頃であり、その後新型コロナウイルス感染対策で多くの企業が従業員のオフィス出勤を減らすなどしたこともあり、ニーズが急増し、多くの店舗をアクセアカフェ併設に切り替えてきました。おかげさまで、ノマドワーカーやフリーランス、個人事業主といった方々から、外回り営業をされている方など、幅広いお客様にご利用いただいています」
もともとアクセアの店舗は駅から近い場所を中心に展開しているため、利便性が高い。また、一般的なコワーキングス
ペースは月々の会費を設定しているケースが多いが、アクセアカフェでは気軽に利用できるよう、月額費用のかからないドロップイン方式も利用でき、クレジット決済のアプリ会員は低価格で利用できるのもメリットとなっている。
Wi-Fi の品質や信頼性、運用性が課題になり、
アクセスポイントの入れ替えを決定
アクセアカフェには、カウンター席やテーブル席、そして個室のテレワークブースやミーティングルームなどが設けら
れ、利用者はそのときどきの業務に応じて使い分けることが可能となっている。フリードリンクや冷凍食品の自動販売機、電子レンジなどもあり、長時間の滞在でも落ち着ける環境だ。そしてもちろん、店内には全席電源完備、フリー Wi-Fi も提供される。
フリー Wi-Fi はアクセアカフェが初期の頃から提供しているサービスだが、店舗数や利用者数が増えるにつれ、課題が顕在化してきた。当初はそのアクセスポイントとして、いくつかのメーカーの製品が使われていたが、いずれも設定や管理は基本的に現地で作業しなければならず、とりわけ不具合などが生じて店舗にいるスタッフが対応できない場合など、管理負担が増大していった。また当時採用していた多くの製品は信頼性が今一つで、しばしば不安定になるなどしたこともあり、これも運営側の負担を押し上げていった。
アクセアの店舗(神保町店) コワーキングスペース
そこでアクセアでは、信頼性や管理性に優れたアクセスポイントへ切り替えようと考え、ネットワークの構築・運用を担当しているパートナー企業の推薦を踏まえて ArubaInstant On AP11 を選択した。2021 年頃から、主にアクセアカフェの新規オープン時や、既存店の改装時などに合わせて順次入れ替えを進め、遠からず全店舗のアクセスポイントを Aruba Instant On に統一していく計画だ。
オンラインの仕事を途切れさせない安定感で
安心して使える Wi-Fi サービスを提供
アクセアの社員もアクセアカフェを仕事に使うことがあり、倉内氏も利用者としての立場で Aruba Instant On の違いを
実感しているとのことだ。
お客様の Web 会議などのお仕事を止めないためにも、また店舗のスマート化を支える重要インフラとしても、信頼性が高く安心して使える Wi-Fi アクセスポイントは重要です。
Aruba Instant On に入れ替えることで、安心感が得られました。倉内麗久氏
「入れ替えた店舗では、通信品質に大きな違いを感じます。以前のアクセスポイントでは途切れやすいと感じる場面もありましたが、今はほとんどありません。期待していたとおり、何の心配もなく使えます。この安定感は、きっとお客様にも実感いただけているでしょう。そもそも個室のテレワークブースは Web 会議などを想定したものですし、貸会議室などでウェビナーを行うお客様や、動画配信をされる方もおられます。Wi-Fi が不安定では、こういったお仕事に差し支えるたAruba Instant On シリーズのように業務用水準の高い信頼性を備えたアクセスポイントは必須だと感じています」
クラウド管理による優れた管理性で運用面も安心
アクセアでは、店舗のさまざまな箇所でスマート化が進められている。例えばフィットネススタジオ「ACFit- アクフィット」の一部店舗で提供しているセルフフィットネスサービスには、Wi-Fi 接続のマシンを採用。アクフィットやアクセアカフェの一部店舗では、独自開発のロボットによる巡回も行われる。またデジタルプリント事業でも、利用者が仕上がり品を都合の良い時間に受け取れるようスマートロッカーの設置が進められている。24 時間営業の店舗のなかには、夜間にスタッフが常駐しない無人営業を行っているところもあり、そこでは店舗入口にスマートロックを設置、アプリによる認証で出入りできるようにした。
Web会議に便利な個室ブース 店舗内に設置されているAruba Instant On AP11
「こういったスマート化にも、Wi-Fi は欠かすことができません。当社にとって Wi-Fi は業務用インフラにもなっている
のです。信頼性の高い Aruba Instant On を選んで良かったと思いますね」(倉内氏)
サービスの一環であり、かつ業務用インフラでもあるWi-Fi 環境を支える Aruba Instant On AP11 の運用は、選定
にも関わったパートナー企業が担当。クラウド経由のリモート監視・管理のため、オンラインで状況を素早く把握でき、万が一のトラブル時にも迅速な対応が期待できる。とはいえ高い信頼性のおかげで、導入開始から今のところ大きなトラブルはなく、店舗側の配線トラブルなどで一時的に停止したことがあった程度だという。
「当社では、本来かけなくてよい手間は IT の力を使って不要にしよう、といった考え方があります。アプリの活用や店
舗のスマート化もそうですし、インフラの運用も同じです。今後も、顧客サービスやマーケティング活動に IT を活用し
ていきたいと考えています」
Aruba Instant On アクセスポイントの採用のような IT 戦略は、アクセアの事業にとっていっそう欠かせないものになっていきそうだ。
スマートロッカーなどでも、Wi-Fi接続が活用されている
ユーザー概要
株式会社アクセア様
全国各地の店舗で多彩なデジタルプリントサービスを提供する「印刷シェアリング事業」、コワーキングスペー
スや貸会議室などを提供する「スペースシェアリング事業」、およびそれらの利便性を高める「アプリ開発事業」
を手掛ける。
https://www.accea.co.jp/
東京都千代田区麹町 2-4-11 麹町スクエアプラザ 2F
お客様の Web 会議などのお仕事を止めないためにも、また店舗のスマート化を支える重要インフラとしても、信頼性が高く安心して使える Wi-Fi アクセスポイントは重要です。
Aruba Instant On に入れ替えることで、安心感が得られました。